【シングルマザー起業入門】シンママ起業家適正チェックと基礎知識

シングルマザーが起業して成功する秘訣とは?【シンママ起業家の始め方】

シンママ起業家向けの業種とは

シングルマザーが起業を成功させるために、業種の選択は非常に重要です。
母子家庭でも安心して働ける業種として、下記のような特徴を持ったものがおすすめです。

~シングルマザー起業家が成功しやすい職種~
【1】自宅でもできる作業が多い職種

母子家庭こそSOHO、在宅勤務のメリットを取り入れよう

シングルマザーにとって、自宅で作業できる場面が多い職種は強い味方となりえます。
PC管理で在宅勤務がしやすい職種であれば、子どもの体調がよくない時にも安心ですよね。在宅勤務にはPCのスキルが必須ですから、少しずつ勉強しておくと良いかもしれません。

~シングルマザー起業家が成功しやすい職種~
【2】日中にピークを迎える仕事

子どもに「いってらっしゃい」と「おかえり」を言える勤務時間

母親の帰宅が遅いと、子どもに起こるトラブルを見過ごすことに繋がります。
勤務時間を自分で設定できるというのも起業することの大きなメリットですから、夕方~夜間は営業時間外となるような職種が魅力的です。

~シングルマザー起業家が成功しやすい職種~
【3】女性や子ども向けのサービス

女性&子供向けサービスを商品にしよう

母子家庭というのは社会的に弱い立場を理解しやすい環境でもあります。その目線を生かして、女性や子供のためのサービスを展開しているシンママ実業家も少なくありません。
特に子供向けのサービスであれば営業時間も夜遅くなることがないので、一つの案として検討してみるのも良いかもしれませんね。

どうやって起業するの?

初心者がまず考えるべき起業の方法

起業するには、まずはビジョンが必要です。

  • どのような商品、サービスを取り扱うのか
  • 売り場はどうするか
  • どのような顧客を獲得していくか

など、実際の事業について細かい計画を立てる必要があります。

計画が立ったら、必要なものと資本金について計算をします。
事業を開始するために何が必要なのか、その資金はどこから調達するのかなどです。

資本金の調達が済んだら、資材の準備やスタッフの雇用を行い、売り場を作ります。
そして売り場と商品が完成次第、事業が始まります。

まずは個人事業主から始めるという手も

節税対策を考えて副業の延長である“個人事業主”もアリ

前述の通り、起業には大変な作業が伴います。
協力者がいないシングルマザー起業家にとっては、かなりの困難を伴うでしょう。「それでも企業したい、だけど不安……」という方には、まずは個人事業主として届け出をするという選択肢もあります。

個人事業主と法人の大きな違いは、事業を開始する際の制限の多さにあります。
簡単に言うと、個人事業主の方が事業を始めやすいのです。法人として起業する場合は登記などに約30万円ほどの費用がかかりますが、個人事業主であればそれが殆どかかりません。

節税の観点からしても、粗利でおおよそ月5~60万円未満であれば個人事業主のままで問題ないようです。
個人事業主であれば子どもも保育園に入れやすくなりますし、起業の腕試しとして検討してみるのも良いかもしれませんね。

シングルマザー起業家向け助成金「子育て女性起業支援助成金」

シングルマザー起業家を助ける助成金「子育て女性起業支援助成金」

以前の記事「わかりやすい!母子家庭を支援する助成金と補助制度の条件と手続き」で母子家庭を助けてくれる制度をご紹介しましたが、シングルマザーの起業を助けてくれる助成金制度も存在します。

国が実施する「子育て女性起業支援助成金」は、12歳以下のお子さんを育てている母子家庭のシンママ起業家を助けてくれる制度です。雇用保険に加入していた期間が5年以上あること、申請した女性が事業の代表者を務めることなど、いくつかの条件を通れば補助を受けることができます。

子育て女性起業支援助成金の詳細⇒厚生労働省

シングルマザーの起業家に必要なものとは

シンママ起業家が幸せな母子家庭を実現するために必要な事とは

いかがでしたでしょうか?
シングルマザーが起業に成功するためには、決意や努力だけでなく正しい知識と効率の良い選択が求められます。
もちろん、起業だけが幸せを得るための選択肢ではありません。
家族を守り幸せな未来を切り拓くためにも、最も自分に合った職業選択を行いたいですね。