子供と会わせる?シングルマザーの元旦那との付き合い方と養育費

シングルマザーの皆さんは、別れた元旦那とどう付き合っていますか?
子供がいる場合は離婚してもなかなかスッパリと縁を切ることができませんよね。また慰謝料や養育費が発生している場合、何らかの形で連絡を取らなければいけない時もあるでしょう。

中には元旦那と再婚するという人もいますし、離婚しても良好な関係が続いている人もいますが、一方では顔を合わせるのも嫌だと疎遠になっている人もいます。
今回はシングルマザーの元旦那との付き合い方をまとめてみました。

子供の前では仲良く!が鉄則

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離婚の原因によっては元旦那とはこれ以上関わりたくないという場合もありますが、子供が元旦那と面会を望む場合そういうわけにもいかないでしょう。ましてや子供がまだ小さい場合は、二人きりで面会することが難しいので、自然と顔を合わさなければいけません。

離婚は親の都合であって子供には関係ないので、虐待やDVの被害があった場合は別として、それ以外の場合は離婚後も父親と会いたい気持ちがあるはずですし、会って楽しい時を過ごしたいと言うのが子供心でしょう。また元旦那の立場になってみても、自分の子供と一生会えなくなるのは非常に辛いことです。

心情的には複雑でしょうが、子供からすると離婚は親の都合でしかないのが現実です。面会は自分の子供がどうして欲しいのか、その希望を可能な限り優先する方もいるようです。本当に子供の為を思うなら子供が生まれてきたのも元旦那がいたからこそだと割り切って仲良くふるまう必要もあるでしょう。

金銭的な問題はシビアに

最近は元旦那から慰謝料はもちろん、養育費もまともに支払われないケースが多いようです。どのような場合に支払われてないかというと、元旦那の性格が不誠実だったり、経済力に問題があることが原因であることがあります。

正直離婚する時は「お金なんていらないから別れてください」という気持ちになったりもすると思いますが、子育ての費用は総額2000万程度と言われています。慰謝料は良いとしても養育費に関してはシングルマザー自身がもらうお金ではなく、子供に対する父親の義務としてのお金なので、本意ではなくてももらっておいた方が良いでしょう。

養育費の件に関して口約束だけで離婚した場合、毎月滞ることなく支払われるケースは全体の約3割に満たないと言われているので、「公正証書」は要不要に問わず作成してある方が良いでしょう。公正証書があれば、約束した養育費が支払われない場合、元旦那の給料や財産を差し押さえることができます。「公正証書」がない場合は強制執行まではとても労力・時間共に長く遠い道のりが必要となります。

現在お金に困っていないからではなく、自分の身に何かあった時や不意に必要な時に子供にも苦しい思いをさせないように、離婚時の金銭問題はシビアに考えた方が良いかもしれません。

最近は関係が円満なケースも多い?


とはいっても最近は芸能人でも「離婚した夫/妻と仲がいいです!」という方も増えています。
そういう方は離婚した後も連絡を取ったり、子供を交えて食事を楽しんだりと、円満な関係を維持しているみたいです。その中には「また再婚すれば良いじゃん」という感じの二人もいますよね。

子供にとっても、会えばギスギスしている二人を見るより、仲が良い方が良いに決まっています。ただし気を付けたいのは「だったらなぜ一緒に住まないのか?」という疑問を持った時の対処法なので、ある程度の年齢になる前にどのように答えるかを考えておいた方が良いですね。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
確かに、離婚は金銭を含めた問題になることがありますので、一筋縄ではいきません。
しかも離婚で子供がいる場合は単純に元夫婦間の問題にとどまらず、子供にも影響を与えてしまう可能性もあります。しかし、子供にとって父親でしかありません。父親に致命的な問題があるならばともかくも、子供が会いたいのであれば子供の意見を尊重してあげたいものです。

離婚しているとはいえ子供としては両親が仲良くしていることは悪いことではないでしょう。子供の成長や子供の幸せを中心に元旦那との人間関係の再構築を考えてみてはいかがでしょうか。