3.母子家庭の子どもが幸せになるためには、精神的な自立を促すべし
年齢に関係なく、精神的な自立は幸せに生きるための人格形成において非常に重要です。そのためには母親が一方的に庇護しようとするのではなく、母子で協力して生きていこうというスタンスが大切です。
常に愛情を伝えながら、時には「あなたを信じているよ」と信頼を見せてあげることが必要です。どんなに些細な事でも構いません。子どもができることは子どもに任せて、自信を付けさせましょう。“自分でできることは自分でする”というあり方が、母子ともに幸せになるための必須要項です。
4.母子家庭こそ子どもを寂しくさせてはだめ!コミュニケーションを十分にとるべし
過剰なまでに愛情表現をすることは、幸せな母子であるための必須条件です。少し鬱陶しがられるくらいがちょうどいいと思って、毎日全力で愛情を伝えましょう。
どんなに忙しくとも、子どもとのコミュニケーションだけは怠ってはいけません。置き手紙やメール、SNSを利用したり、毎日朝夕は必ず一緒に食事するなど、工夫して子どもと繋がる努力をしなくてはなりません。
5.「辛いのは自業自得」なんて思ってはだめ!母親も幸せであるべし
ただでさえ、母親とは家族の世話ばかりで自分のことを後回しにしてしまうもの。シングルマザーなら尚更、自分に割ける時間は少ないですよね。しかし、子どもさえ幸せなら…というわけにはいきません。子どもは、あなたが幸せでなければ心から幸せにはなれないからです。たとえ容姿に気を遣う余裕がなくとも、あなたの笑顔が本物ならば子どもも安心して生活することができます。
幸せな母子家庭を作りたいのであれば、自分も幸せである必要がある。そう肝に銘じましょう。
6.シングルマザーの貧困は諸悪の根源!経済的な安定を確保すべし
“幸せはお金で買えない”なんて言葉がありますが、一定した収入があることは、子どもを守る上での必須条件です。裕福である必要はありませんが、衣食住や子どもの学校関係のお金の工面に不自由しない程度の収入を確保することは、シングルマザーの義務であるとも言えるでしょう。
有り難いことに、今の日本には母子家庭を救済するための様々な制度が存在します。インターネットや行政の案内所でこまめに情報を集め、そういった制度を上手に利用することも必要です。
最近シングルマザーの仕事として介護職を選択する人が増えています。少子高齢化の影響で、採用されやすくシフトに入りやすいのが特長です。比較的時給も高いため、シンママにぴったりの仕事なのかもしれません。意義のある仕事ですから、子供にも良い影響を与えてくれそうですね。
シングルマザーは自業自得?そんな言葉は笑い飛ばそう
あなたと子どもが幸せになれるかどうか。それを決めるのは、両親が揃っているかどうかではありません。一般的な家庭さえあれば必ず幸せになれるわけではないことは、誰もが知っていますよね。幸せになるためには、幸せになろうとする覚悟と行動が必要です。世界一素敵な母子家庭を目指して、毎日明るく邁進しましょう!