この子を産んでよかった!シングルマザーの感動体験談3選

シングルマザーと子供との間には、一般家庭とは違った絆が生まれます。それは一般の家庭よりも強いとか深いとかではなく、言葉では言い表せない絆です。
シングルマザーで子育てをしていると、ふとその絆を感じる瞬間があり、その時は心から「この子を産んでよかった!」と感動します。
今回はシングルマザーと子供の絆が感じられる感動のエピソードをいくつかご紹介したいと思います。

不器用な愛情表現

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高校生にもなると男の子はお母さんとの会話も減りますが、まだまだ反抗期が続いている子もいます。高校2年生になる息子もまさにそんな感じで、何をするにも覇気がなく、努力もせずに諦めるといった毎日に腹が立ち、大人気なく酷いことを言って傷つけてしまいました。
数日後、学校行事で職場の飲み会に参加できなくなったら、その日は大好きな焼き鳥を食べる会だったことが発覚して、SNSでボヤきました。しかし帰ったら部活の帰りに息子が買ってきてくれた焼き鳥がテーブルの上に置いてあったんです。こんなことするのは初めてだったのでビックリしましたが、きっと私のSNSを見てわざわざ寄り道して自分のおこずかいで買ってきてくれた息子の気持ちを考えると、自分の発言を反省するとともに感動して涙が止まりませんでした。

ママの笑顔

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育児放棄だった元旦那と離婚が成立したのは娘が小学校に上がる時でした。私は離婚して全てから解放されて、仕事、子育て、家事で忙しくてもノーストレスの生活となりましたが、娘にとってはそんなパパでもひとつ屋根の下に一緒に暮らしていた存在なので寂しいかったのでしょう。突然泣き出したり、怒り出したりするようになりました。「ママのせいでパパがいなくなったんだ!」と言った時はさすがにショックでしたが、それでも娘に寂しい思いをさせて悪いという気持ちがあったので、怒るのではなく「あのままパパと暮らしていたらママは笑うことができなくなっていた」と丁寧に説明をして納得してもらおうとしました。
しばらくすると娘も落ち着いたのか、パパのことで私を責めることもなくなり、二人での生活を楽しんでいますが、あれから5年経った今でも私の事を笑わせようとあの手この手を使ってきます。まるで「パパの代わりに私がママを笑顔にしてあげる」と言ってくれているかのようで、毎回嬉しくて涙が出そうになります。

クリスマスプレゼント

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子供にとってクリスマスは年に1度の一大イベントです。特に経済的に余裕が無いシングルマザーにとって、この日ばかりは子供が欲しいモノを奮発して買ってあげたいと思い「サンタさんにお手紙を書いたら?」という作戦に出る人も多いでしょう。
小学校2年生の息子はゲームが大好きで、前から周りの友達が持っているDSを欲しがっていたので、プレゼントの予想はついていましたが、念の為手紙を書かせました。翌日ポストに入れておくからと封筒に入った手紙を預かり、息子が学校に行ってから見てみたら、私が読んでいた雑誌の切り抜きと手紙が入っていました。手紙には「このカバンを下さい」と、以前私が「良いな~」と言いながら見ていた高級ブランドのバッグの切り抜きが…
シングルマザーで男の子の子育てをしていると大変なことも多いですが、ママを守ってくれようとする健気さに感動することも多く、この子がいてくれて本当に良かったと心から思いました。

まとめ

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シングルでの子育ては大変で疲れ果ててしまいますが、子供はいつでもママの味方でいてくれると思えば頑張れそうですよね。
きっとあなたのお子さんもママに対しては特別な思いがあるはずなので、安心してくださいね。