シングルマザーになったものの、これから子供と暮らしていくための家賃や生活費などお金の事を考えると、とても自分1人では乗り越えられそうもないと不安になることも多いはずです。
そんな時は実家の家族を頼るのも1つの方法で、多くのシンママも活用をしています。
実家に住めば家賃を含めお金に対する不安が少しはクリアになり、子供を一人にする時間も確実に減るので、何かと悩みが解消されるというメリットがあります。
「今さら親には頼れない」という気持ちがあるのはもちろんでしょうが、シングルマザーになった時点で自分1人の問題ではないということを頭に置いて、家族に頼ることも選択肢の１つとしてみましょう。
なぜ実家の家族に頼るのか
シングルマザーとして生きていくためには、
社会との繋がりが必要と言えます。
できるだけ多くの人に自分の立場を理解してもらうことで、多くのメリットを得ることができるでしょう。
誰も頼らず一人でやっていく！と決めた場合、例えば子供が熱を出したのに仕事を抜けられない時はどうするか？もし自分が事故にあった時子供は誰に預けるか？など、様々な問題が発生します。
もちろん家族以外に頼れる人がいるなら問題はありませんが、一番信用できて気が楽なのはやはり家族ではないでしょうか。
経済面での不安解消もできる
離婚をして実家に戻るシングルマザーは意外に多く、もちろん家賃がゼロになるわけではなくある程度払ってはいるものの、賃貸物件とは比にならないほど安く済みます。
その分貯蓄にまわしたり、いざという時の蓄えとして溜めることができるので、家族に頼ることが経済面での不安を解消してくれる手段とも言えますよね。
特にお金の問題は家族以外と共有することでトラブルの元になる場合もあるので、できれば心から信頼できる家族間で留めておきましょう。
でも家族に頼るのは甘えになるの？
シングルマザーになって実家に戻ると、周りの人から「甘えている」と思われてしまい、逆にシングルマザーになっても実家に戻らず一人で頑張っている人は偉い！みたいな風習もあるそうです。
しかし実家に戻ったとは言え家賃や生活費などをきちんと払っていれば、ちょっと安い賃貸住宅に住んでいるのと変わりはありません。
実際に夫婦でもどちらかの実家で同居している場合も多いですし、「甘えている」とひとくくりにされるのは心外だと感じるシングルマザーも多いですね。
いくつになっても家族に頼ることができるのはむしろ幸せなことです。
それに子供のためにもママ以外の人に頼れる人がいた方が良いに違いないので、周りが何と言おうと家族の間で信頼関係が成り立っているなら、気にすることはないでしょう。
逆に家族に頼るデメリットとは
離婚して実家に戻った場合、お金の面では助かっても精神的に辛いというシングルマザーの意見もあります。
特に子供の育て方に対する考え方の違いに頭を悩ませるようで、祖父母としては「実家に戻ったからには自分たちの教育方針に従ってほしい」という気持ちがあり、それに対して「家賃や生活費はきちんと払うから、子供の教育には口を挟まないでほしい」のがママの気持ちです。
それが原因でギクシャクして、子供の前で喧嘩をしたり悪口を言い合うような関係になるなら、実家に戻らず賃貸住宅で子供との自由な生活を楽しむ選択肢もありかと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか？
家族がシングルマザーになったあなたのことを思う気持ちは、あなたが子供のことを思う気持ちと一緒です。
そう思えば皆家族だということには変わりはないです。どんな状況であれ温かく迎え入れてくれる家族と、新しい人生を築くのも良いのではないでしょうか。
もし意地を張っているなら、家族に対しては素直な気持ちで接することも時には必要かと思います。
