シングルマザーを題材にした映画で気持ちをポジティブに!

みなさんはシングルマザーを題材にした映画や小説を観たことはありますか?数ある作品の中にはシングルマザーのマイナスな部分を取り上げている作品もありますが、今回オススメするのはシングルマザーがこれから生きていくために前向きな気持ちになれる作品ばかりです。
今回は普段遠い存在の芸能人がシングルマザーを演じることによって身近な存在に感じるような作品をご紹介したいと思います。

「エリン・ブロコビッチ」(2000年)

ジュリア・ロバーツ演じる3人の子供を抱えたシングルマザーが、様々な困難に立ち向かいながら最終的には立場を逆転するという爽快なストーリーです。
実はこの映画は実話であり、ふとしたことがキッカケで環境汚染の実態を知った彼女は、大企業相手に99%勝ち目がない訴訟をおこし、持ち前の情熱と正義感で勝利を収めるというシンデレラストーリーです。
クタクタに疲れて帰ってきても冷蔵庫には何もなく……トマト缶をそのまま食べたりする場面には思わず涙しますが、ハッピーエンドで爽快な終わり方なので安心して観ることができる映画ですよ。

「ステラ」(1990年)

jsqdq810-img450x600-1435558343yzgqzq18044元々は小説で発表された作品が映画化されましたが、ストーリーの素晴らしさから何度も映画化されている作品です。
女性芸能人の中には是非この役をやりたいという人が多いと言われています。

女性バーテンダー「ステラ」が優秀な医大生と恋に落ちた末、身分の違いから自ら身を引くわけですが、妊娠が発覚した時にプロポーズをされるものの、同情されるのはまっぴらだとそのプロポーズを断ってシングルマザーの道を選びます。なにしろ母親としての強さを感じられる映画なので、シングルマザーにとっては非常に勇気をもらえますよ。

挿入歌「ローズ」は今でも歌い継がれている名曲で、日本でも「余命1ヶ月の花嫁」など強く生きる女性がテーマの作品に使われることが多い歌なので、小説、映画、挿入歌とリンクさせながら楽しんでみて下さい。

「アバウト・ア・ボーイ」(2002年)

bp0230こちらの映画は男性目線で描かれていますが、シングルマザーと恋に落ちるヒュー・グラントが素敵過ぎて、また少年との友情が微笑まし過ぎて、思わず引き込まれてしまう映画です。

プレイボーイの主人公はある日学校でいじめられている少年に出会い、意気投合して年齢を超えた友情が芽生えますが、その少年の生き方を見て自分は何も成し遂げていない大人だということを痛感します。そんな時に出会ったシングルマザーを真剣に好きになり、自分の存在価値を見出すことができるようになるんですね。
コメディータッチで楽しく観ることができる映画なので、観終った後にポジティブな気分になれるのもおすすめポイントです。

「しあわせのかおり」(2008年)

20160927110848_1夫に先立たれてシングルマザーになった主人公は、娘を一人で育てながらデパートの営業として働いていましたが、営業先の中華料理店の味に魅せられて、その店の主人が病に倒れたことがキッカケで仕事を止めて料理人の修行を始めるというストーリーです。
離婚という形ではなく、幸せだった夫婦生活が急に壊れた形でシングルマザーになった女性を演じる中谷美紀さんの演技がリアル過ぎて、芸能人であることを忘れて共感できる点が多いのも引き込まれてしまう理由でしょう。
愛だの恋だのロマンチックなストーリーではありませんが、シングルマザーとして頑張って生きていこう!と思わせてくれる作品です。

シングルマザーとしてどう生きていくか?に迷った時などは、映画や小説で気分転換をするのも効果的です。
もし「どうせシングルマザーだから……」と卑屈になっている方がいたら、是非これらの作品を観てポジティブ思考になってくださいね。